オリーブオイルに含まれる酸 | 戻る | |
オリーブオイルに多く含まれているオイレン酸は、一価不飽和脂肪酸です。 油の中に多く含まれる脂肪酸は、大きく分けると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。 飽和脂肪酸は血液中のコレステロールを高め、不飽和脂肪酸はコレステロール値を下げます。 コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸には、酸化しにくい一価不飽和脂肪酸と、酸化しやすい 多価不飽和脂肪酸とがあります。だから良い脂肪酸とは一価の不飽和脂肪酸だということになります。 オリーブ油の組成の5〜7割はオイレン酸です。このオイレン酸は良い脂肪酸である 一価不飽和脂肪酸ですから、オリーブ油は悪玉コレステロール値を下げる働きをしますので、 動脈硬化の予防になります。また、オイレン酸は酸化しにくいので他の植物油に比べ安定 しています。オリーブオイルは必須脂肪酸(体内で作れないので摂取しなければいけない脂肪酸) であるリノール酸も含んでいます。バージンオイルにはオイレン酸が6〜7割も含まれ、 その他にもポリフェノール・ビタミンE・ビタミンA等の有効成分も含まれています。 抗酸化成分であるポリフェノールやビタミンEは 活性酸素の発生を押さえるので、シミ・シワなどの肌の老化を防ぐ働きをします。 |
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